第4回 通信講座再び

第2弾

記念すべき第1回の駄駄文、の第2弾です。 今回は、前回よりもさらに突っ込むべきところがあったので、また書いてみました。 長文になっていますので、面白くなかった場合は途中でやめていただいて結構です。

25日の件

とりあえず問題の部分を載せます。

【本名】さん!
25日の件で【通信講座の名前】に
電話やWebにメールが殺到してます!

えーと。とりあえず、「25日の件」とは何ですかね? もしかして前回の奴のことでしょうか。 とりあえず見てみることにします。

周りに差をつけてトップをキープ
春休み5日間の準備で
最高の高校生活
スタート!

これのことでしょうかね? しかし、僕が一応更新している更新履歴によると、この駄駄文を書いたのは3月6日のようです。 つまり、25日よりも大分前です。 これはいったいどういうことなのでしょうか?

よくみたら、その下に

25日とはまさに高1講座4月号の最終締切日で、この締切日を1日でも、いや1秒でも過ぎると、コチラの3大特典を無料でお届けすることはできません!入会最終締切日を目前にした今、入会受付窓口に高1生からの電話が殺到し大変混雑しております。「何度電話してもつながらない!」というお叱りの声もいただいており、皆様にはご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。

こうかいてありました。うーん、納得。「25日」というのは「4月25日」のことだったんですね。やっと疑問が1つ解消できました。 ただし、今の文を読んで新たな疑問も出てきました。「『何度電話してもつながらない!』というお叱りの声」という部分です。どうやって伝えたのでしょうか? どのような方法にしても、苦情を言う前に入会をしたほうがいいと思います。少なくとも僕はそうします。

電話や...

さっきの話はまだ続きます。「電話やWebにメールが殺到」の部分ですが、電話にメールが殺到することって本当にあるのでしょうか? 僕は「メール」というものを、「文字をデジタルの情報として相手に送る」というものだと思っていました。 対して電話は、「音声による振動の情報を相手に送り、再度音声に変換する装置」ですよね。 文字と音声、既に違います。 これを説明するのには苦労しました。 説明するために僕が立てた仮説を紹介しましょう。

皆さんは、「初音ミク」というものをご存知ですか? 知らない方のために説明すると、「デジタルのデータを読み取り、音声(歌)に変換してくれるソフト」のことです。 これでわかった方もいるかもしれませんが、おそらく、この通信講座の会社の電話には、初音ミクのような音声読み上げソフトが導入されているのです。 電話宛に送られてきたメールをそのソフトで変換し、オペレーターが聞き取り、入会手続きをするのです。 なんとも素晴らしい仕組みですよね。さすがは某大手通信講座会社です。

タッチディクショナリー?

画面をタッチペンで触って操作することのできる英和辞書の事だそうです。 その「タッチディクショナリー」の説明の冊子の最後の見開きに、Q&Aがありました。 ここもいくつか突っ込むべき場所があるので、お付き合いください。

Q1 どうして「無料」にできるの?安っぽいんじゃ…
A1 「【名前】」の力を結集して、「高機能なのに無料」を実現しました!


高1・4月号に10万個以上を一度に生産して、製造費を安く抑えました!無料だからといって、質に手抜きはありません。本気で高機能を追求しています!

突っ込み1 「無料」ならば駅前などで無料配布をすべきだと思います。有料で加入するサービスの付録としてついてくるのならば、それは有料です。 たとえば、公共浴場(有料)の中につめたい氷水が置いてあり、その氷水は無料で飲み放題だとします。しかし、いくら氷水が無料でも、それを飲むためにお金を払うのならば、氷水も有料ということになると思います。たとえが悪くてすみません・・・

突っ込み1-2 本気で高機能を目指している とありますが、それならばなぜ「英和辞書」に限るのですか?通常の電子辞書には、国語辞典をはじめ、英和はもちろん各辞書が収録されています。 そのような電子辞書を持っている人にしてみれば、この「タッチディクショナリー」は邪魔にしかならないと思います。「高機能」というのならば、市販されている辞書を網羅してほしいです。

Q3 タッチペンってなくしちゃいそう…
A3 大丈夫!スペア用にもう1本お付けします!


タッチペンは小さいから、ついついなくしてしまいがち。でも安心してください。なくしてしまうことも考えて、タッチペンは2本お届けします!
※通信料はお客様負担となります。

突っ込み3 最後の文、「※通信料はお客様負担となります。」。これは何ですか? おそらく、Q2の「ダウンロードって有料ですか?」の解答の最後につけるはずだった文ではないかと思います。 A2には、ダウンロードは無料というようなことが書いてあるので、そこに付け足すつもりだったのでしょう。

締め切り

「あと10日で締切」と書いてありました。さすがは某大手通信講座会社ですね。遠くへ届ける場合は1日遅れるかもしれないことを考慮してちゃんと「約10日」としてあります。 ただし、今日は4月18日です。締め切りは確か4月25日でした。計算すると、あと7日です。これは、「約10日」の範囲には収まらないでしょう。このチラシが届いたのは、3日前のことなのでそれを踏まえて計算すると、しっかりと後10日になっています。しかし、チラシに1日過ぎるごとに変化するような仕掛けがないということは、日数が過ぎるごとに計算がずれてくることになります。これはミスなのでしょうか?それともそのような問題点を知った上であえて「あと10日」としたのでしょうか? これは僕にもわかりません。知りたい方は、社員の方へ直接聞いてみてください。僕は関与しません。


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